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仲人 小林和夫のひとこと


Vol1. 出会い・感動・感謝


私には3人の子供がいます。26歳の時に結婚し、その年に店を開店しました。「れすとらん仔馬岡崎店」(後の「ぽにーべる」)です。
その年に長男が生まれました。祖父・父が養子、そして私も生後8ヶ月で小林家の養子となっていたので、およそ100年ぶりの小林家男子の誕生でした。
私たち夫婦は一意専心で働いていたので、子供同士3人で協力しあい、助け合いの日々を送っていました。
子供が横道にそれてはと思い、とりあえずスポーツをやらせようと、長男には小学校3年生の時に「岡崎子どもバスケットボール教室」に入れさせていただきました。
指導していただいた先生に、スポーツを通じ、礼儀・感謝の気持ち・負けない心・心遣い・思いやりを教わりました。そして、全国バスケットボール大会で3年連続日本一の最後の年の選手として活躍することができ、親まで感動をいただきました。

出会い・感動・感謝
長女は柔道を始めて、桜丘高校に進み、あのオリンピックの金メダリストの谷本さんと一緒に同じ寮で過ごしました。3年間の寮生活で様々な経験をし、親に対する感謝の気持ち、最後まで諦めない心など、たくさんのことを学ばせていただきました。

そして次男はというと、小さい頃から劣等感を抱いており、小学校2年生の時には「ぼく、小学校を中退したいんだけど」と言ったこともありました。中学1,2年の頃には、けんかばかりで女房が週3日ぐらい菓子折りを持って謝りに行ったこともありました。
しかし、人との出会いが二男の人生の転機でした。中学3年生のときの先生方が相撲と出会わせてくださり、推薦で愛工大名電高校に進学することができました。本人は高校の先生方にも、ただただ感謝だと言っています。おかげで中学で終わるかと思っていた男が同志社大学を卒業することができました。

現在、長男はまごころグループの社長に、二男は起業しハウス塗装の社長に、今年は身体障害者の施設を設立すると言っております。
出会い・感動・感謝 若い先生方に申し上げたい。今、先生が教育という現場に立たれているのも、ご両親をはじめとした多くの方々のお陰だと思います。

教育は将来の日本を背負ってくれる子を育てるすばらしい仕事です。しかし、理想と現実はかなり違うと思います。苦しいこと、つらいこと、思うようにならないことの方が多いかもしれません。
でも、私の子供たちのように、多くの先生に助けられ、今があると感謝をしている者がいます。そのときには分かってもらえないかもしれないけど、必ずや感謝され、理解してもらえる日が来ると思います。それを信じて今日も教壇に立っていただきたいです。
  ー感 謝ー

《月報 岡崎の教育(発行編集 岡崎市教育委員会) 平成28年1月号》より

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